平素より、大垣扶桑紡績株式会社への格別のご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
大垣扶桑紡績株式会社は、それぞれが50年を超える歴史を持つ、尾州産地の大垣紡績(1948年設立)と扶桑紡績(1951年設立)が、2003年(平成15年)に合併し、新たに設立されました。現在は、東レ株式会社(´TORAY´)の国内関係会社の一員として、東レグループの掲げる「糸・綿」から「テキスタイル」「縫製品」までの一貫型サプライチェーンの一翼を担っています。また、わたしたちは、尾州産地を中心に、東レグループ以外のお客様とも、お互いの強みを活かし、地場に根ざした強固な信頼関係で、永年にわたって事業を展開しております。
わたしたちは、永年培ってきた生産技術や豊富な開発経験に更に知恵と工夫を重ね、お客様との信頼関係のなかで、商品(紡績糸)の高度化・高付加価値化を推進しています。様々な天然繊維や合成繊維、高機能繊維の「綿(わた)」を独自の製法で組み合わせ、お客様それぞれのご要望にお応えする、高品位・高品質の紡績糸(撚り合わせた糸)を開発・生産し、販売しています。主用途は、学生服、ユニフォームといった衣料用途、消防服など特殊衣料用途、作業現場での保護手袋といった産業資材用途向けと、幅広く展開しています。
東レグループの一翼を担うと同時に、昭和の時代から何十年もの間、この地域社会に軸足を置き、この地域社会の皆様に愛され、誇れる素晴らしい紡績生産工場として、今後も発展を続けてまいります。わたしたちの事業活動は、社会から多くの恩恵を受けて成り立っています。今後も、サステナビリティを重んじ、「安全・防災・環境保全」並びに「企業倫理・法令遵守」を最優先の経営課題に位置づけるとともに、社会に役立つ製品・サービスを提供することで、皆様の期待に応えてまいります。
東レが創業以来の志を大切に継承し、企業理念「わたしたちは 新しい価値の創造を通じて 社会に貢献します」のもと、新たな未来に向かって進んでまいる所存です。
引き続きこれまでと変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
大垣扶桑紡績株式会社